iPod touch5 を iOS7 にしたお話。 レビュー編。
さて、前回の続きです。
今回は実際に使ってみての感想と気づいた点などをまとめていきます
どうも、@chiroru_27 です。
特に滞りなく済んだアップデートですが、肝心の使い心地はどうでしょう?
- 動作の重さ・安定性
- デザイン・機能
- 変更した設定
- アップデートして良かったこと、悪かったこと
- アップデートする価値
の5つに焦点を当ててまとめてみようと思います。
動作の重さ・安定性
先ずはこれですよね。重さと安定性。
いくら機能が良くても、カクカク・落ちまくりではストレスが溜まります。
早速確認していきましょう。
※このレビューは初期設定でのものです。
iOS、標準アプリの重さ
iOS
システムのメモリ使用量が増えましたね。そのためか、少し重くなったように感じます。
スクリーンショットの時のサウンドがかくつく、壁紙を変更する時に固まるなど。
特にアプリを複数起動している場合:
- アプリの起動がほんの少し時間かかる
- フォルダーの開け閉めがほんの少しかく付く
- アプリを閉じる時にかく付く
といった印象を受けました。
標準アプリ
ほとんどのアプリで機能が増えましたね。確かに便利にはなりました。
ただ、幾つか不満点も…
- 「写真」の動作が重い。特にアクションボタン。
- 「カメラ」からカメラロールを開くのが重い。
- リマインダーで完了済みを表示するとフリーズ? すこく重くなって操作できなくなります。
- Safariのブックマーク一覧を開く時、すこし重い
安定性に疑問
安定性も入れたばかりのためか、iOS6より悪いような感じ。
強制リブートは1日だけでも2回。アプリの強制終了は3回ほどありました。
進化したフォルダー機能ですが、アプリを移動中に突然編集モード終了。
移動していたはずのアプリが前の状態に戻ってしまったこともありました。
またマルチタスキングにはバグがあるようです。
iOS7のバグ 消えないマルチタスク - YouTube
これは早めに直してもらいたいですね。
デザイン・機能

デザイン
- フラットデザイン
今回の一番の特徴ですね。
ただファースト・インプレッションは「なんだか、統一感無いな…」でした。
これが素直な感想です。
特にアイコンに違和感があります。
たとえば設定アプリ。ぱっと見、全く意味がわかりません。
さらにカメラやビデオのグラデーション。ゲームセンターの光沢感。
なぜ時計、カレンダー、写真などのアイコンには光沢もグラデーションもないのに、それらにはあるのでしょう?
んー。7.1でもう少し統一感あるアイコンにして欲しいですね…
そうは言っても、シンプルであり、さらに直感的に操作出来ると言った点では満足な仕上がり。
総合的にみれば、iOS6よりも好みですし、後悔はありません。
機能
- コントロールセンター
これはすごい便利。iOS7にした理由の一つです。
機内モードに一発で出来るのはすごく助かります。
- 通知センター
これも変わりましたね。大きくなって、見やすくなった反面
ここをランチャーにしているユーザは、使いにくくなったと感じるかもしれません。
ただランチャーアプリは問題なく使えるので、慣れれば大丈夫そう。
- ロック画面
ロック解除のジェスチャーがどの位置でも対応になったのは嬉しい。
これで寝転がった状態でも楽に使えそうです。
- フォルダー
フォルダーにホーム画面同様、ページが出来ました。
これのおかげで、「あんまり使わないけど消したくないアプリ」の整理が楽になりそうです。
ホーム画面も無駄なフォルダが消えてスッキリ。
ホーム画面の概念と同じため、1ページ目に2個、2ページ目に9個という置き方もできます。
- マルチタスキング
アプリのアイコンだけではなく、画面まで見れるのでさらに便利になりました。
ちょっと確認したいこととかはここですみそうですね。
変更した設定
とても豊富になったアニメーションや各機能。
しかし、それってほんとうに必要?って思うところも。
バッテリーの無駄遣いって言ってもいいような機能さえあります。
自分に合うように変更しましょう。
特にバッテリーの持ちが心配な方は確認しておきましょう。
- 一つ目は、ライブ壁紙。
要りますかね、これ。
使うのはアプリであって、ホーム画面を眺めたいわけじゃありません。
というわけで、設定からこれをOFFにしました。
設定アプリ
一般
アクセシビリティ
視差効果を減らす
オン
- 二つ目は、アプリの自動更新。
自動ということは、更新内容を確認しないうちにアップデートされてしまいます。
更新内容を確認して、何が変わったとか、フィードバックが採用されてるとか
そういうのを見るのも楽しみのうちだと思うんですがね…
誤解していました...
正しくは以下の手順です:
これはバックグランドで位置情報などを使って、情報を更新するもので
アプリのアップデートではありませんでした。
ただ、こっちもオフにしておきます。
- Appのバックグラウンド更新
設定アプリ
一般
Appのバックグラウンド更新
オフ
- 3つ目、通知センター
ここの「今日」に表示されるカレンダー。
何も予定がない時は、非表示でいいと思うんですが…
イベントはありません と結構な範囲をとって表示する意味がわからない。
設定アプリ
一般
通知センター
カレンダー日表示
オフ
- 4つ目、位置情報サービス
システムサービスで使う位置情報サービスをオフにします
どれも無駄なものばかり。バッテリー改善に役立ちそうです。
設定アプリ
プライバシー
位置情報サービス
システムサービス
全てオフ
アップデートして良かったこと、悪かったこと
良かったこと
- Wi-Fi同期が出来るようになった
iTunesで設定しても、反映されないiPod touchのWi-Fi同期の不具合がありました。
普通は使えるはずのWi-Fi同期が、なぜかiOS6のiPod touchでは有効になりません。
iPad minでは普通に設定出来ているので、手順の問題ではないし、初期してもダメで
もう諦めて使っていたのですが、iOS7にしたところ、無事、Wi-Fi同期が有効になりました。
これで、あの気持ちの悪さから解放されます。
悪かったこと
- リマインダーの「今日」がなくなってしまった
通知センターの今日からリマインダーをオフにしても表示されませんし、どうしたものか…
これがないと一覧を手早く確認、編集出来ません…
表示させる方法を知っている方はどうか教えてくださいm(_ _)m
アップデートする価値
いろんなレビューをみると、やっぱり出てきますよねこの質問。
「結局のところiOS7にする価値あるの?」
まず私の使っているデバイスでの場合ですが、iPod touch5なら「あり」
そしてiPad miniなら「なし」の両方といった感じ。
なぜこうなったかは以下の通り:
iOSとアプリの優先度
iOSのアップデートの時一番大事なことは、よく使うアプリが使えるかということ。
iPod touch5は、RADSONEという音楽プレイヤー、
iPad miniでは、DraftPadとTextExpanderの二つが動くことが必須でした。
iPodの方は、アプリが対応してくれたこともありiOS7のメリットも十分にあったので直ぐにアップデートしました。
しかし、iPadの方はアプリがiOS7の環境だと同じように動かないという問題があり
この問題はiOS7のメリットを考えても、しない方がいいという結論に。
また、iPadのほうには他にもまだ対応していないアプリもあるので
もうしばらくは安定している今の環境で様子を見ることにしました。
アイコンで悩んでいる方
iOS7のフラットなアイコンと今のアプリのアイコンでは合わないという理由なら
心配しなくてもいい場合もあります。
なぜかというと、アプリにはiOS6用とiOS7用の二つのアイコンを登録しているアプリがあるからです。(文書堂の辞書がその例です。)
もし、アイコンのことで悩んでいるなら更新内容などを確認してみるといいかもしれません。
さて、つまり
- 価値があるかどうかは、求めるものによって変わる。
という至極当然の結論に至った訳でありますが
もし、アプリが対応していて問題ないようでしたら、このブログとしては結構オススメということを回答にしようかと思います。
もちろん、慣れないうちは結構違和感あるかもしれませんが、慣れてしまえば使いやすいですし
これからのアプリのアップデートも、最新のものを対応にした更新が主のはず。
それならば、できる限り最新の状態にしておいた方が面倒がなくていいかと思います。
不満なところもポツポツ。でも、アップデートして良かったかな。
慣れてないというのもあるかもしれませんが、今の時点でも結構な満足度。
私はおすすめですね。
以上、@chiroru_27 でした。
長い記事を最後まで読んでくれてありがとうございました!
追記:おすすめの設定をまとめました
ぜひ一緒にどうぞ!
たった7分で iOS7 を軽くする7つの設定。 - #ChiroruLab