#chiroruLab

趣味と日々の雑記録

Surface Laptop3でHackintosh Bigsurを動かす夢を見た

現在hackintoshが動作する最新CPU ice lakeを積んでるSurface Laptop3

MicrosoftのデバイスAppleのOSを動かす。完全に自己満足だが、ロマンある夢だった。



動作環境

working

  • Display
  • WiFi
  • Bluetooth
  • Speaker & Mic
  • Battery status
  • Shutdown, Reboot & Sleep
  • iService

not working

SurfaceWindows側の初期設定

ディスクを分割

  • Windowsでディスクの管理を起動
  • 搭載されているディスクを分割
    • Windowsに全割当されているため、右クリックからボリュームの縮小を選択
      • 私のSurfaceは128GBのため、約64GBずつに分割

UEFI設定の変更

  • Security
    • Secure Boot
      • None
  • Boot configuration
    • USB Storage を一番上に
    • Windows Boot Manager のチェックを外す

Windows Boot Managerが有効のままだと本体EFIEFIフォルダをコピーしてもOpenCoreが実行されない

Secure Bootを有効なまま使用する場合:2022/10/22追記

chiroru.hatenablog.com
こちらを参照ください。
ただし、インストール時は上記のようにセキュアブートを無効にしておくこと。
グレイスクリーンが表示され先に進まなくなる。もし無効にしても改善しない場合はインストーラーの初期言語があっていない可能性があるため以下の2点を変更し試す。

  1. prev-lang:kbd の値を en:US:0 に変更。
  2. ResetNVRAMを実行し、再度ブート順をUSBデバイス最優先にして再起動。

これで英語のインストーラーが起動するため、メニューバーからFile > Choose Language... > 日本語 に変更。


Windows Boot Managerを有効のままにしたい場合

あまりいないとは思うが一応忘備録として。もしくは、Windows | macOS | Linuxのマルチブート環境にする場合において。

  • OpenCoreを起動し、スペースキーを押す。UEFIShellを実行。
Shell> FS0:
FS0:\>ls
   EFIが出てくることを確認
FS0:\>map > map.txt
   EFIパーティションにEFIパスが記載されたmap.txtを作成
- config.plist
-- Misc
--- Entries
---- Path : EFIパス/\EFI\WIN\Boot\bootmgfw.efi
---- Name : Windows
---- flavor : Windows
---- Enabled : チェック

インストールUSBの作成

1. macOS Big Surのダウンロード

macOS Big Sur

macOS Big Sur

  • Apple
  • ユーティリティ
  • 無料
apps.apple.com

2. USBのフォーマット

3. インストーラーの作成

ターミナルを起動し以下を実行

sudo /Applications/Install\ macOS\ Big\ Sur.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume

support.apple.com

EFIパーティションの作成

OpenCore Configuratorを使用し、EFIパーティションをマウント
mackie100projects.altervista.org

EFI & Retina Display Profile

zipを解凍して出てくるEFIフォルダをコピー
www.dropbox.com
※あくまでOpenCoreのインストールガイドを参照し、私の環境に合わせて1から構築しているEFIのため、同じ構成でも動かない可能性あり。
※最新UEFI対応版(2022年10月17日差し替え)

macOSのインストール

UEFI設定を済ませ再起動するとOpenCoreが実行されるため、install macos Bigsurを実行。

  1. ディスクユーティリティから最初に分割した空のパーティションをAPFSにフォーマット
  2. 通常のインストール方法に従ってインストール

support.apple.com


UEFIが最新版の場合

Bigsurface.kextが動作しないため、有線マウスとキーボードを接続してからインストーラーを実行すること。
何も接続していないと接続しろと怒られ、先に進めない。

2022年10月17日追記

作者様が修正版をアップされたため、この問題は解決しました。
github.com


EFIフォルダを本体のEFIパーティションにコピーする


先にも記載したが、Windows Boot Managerが有効のままだと本体EFIEFIフォルダをコピーしてもOpenCoreが実行されないため注意

Display Profileのインストール

そのままだとRetinaディスプレイとして認識しないため、上記のzipに含まれているプロファイルをReadmeを参照しインストール&再起動

解像度の変更でスケーリングを切り替えられるようになれば成功。
私が丁度いいと思う解像度で作ったため、気に入らなければRDMをインストールしてプロファイルを作成してください。
github.com

OpenCoreからどちらのOSも正常に起動できることを確認

無事動作していれば完了




楽しい夢だった

以上、@chiroru_27 でした。