Surface Laptop3でHackintosh Bigsurを動かす夢を見た
現在hackintoshが動作する最新CPU ice lakeを積んでるSurface Laptop3 |
MicrosoftのデバイスでAppleのOSを動かす。完全に自己満足だが、ロマンある夢だった。
動作環境
- Microsoft Surface Laptop 3
- OpenCore 0.8.5
- macOS Big Sur
- Using SMBIOS of MacBookAir9,1
working
not working
- Camera
- AirDrop
- Sidecar
SurfaceとWindows側の初期設定
ディスクを分割
- Windowsでディスクの管理を起動
- 搭載されているディスクを分割
UEFI設定の変更
- Security
- Secure Boot
- None
- Secure Boot
- Boot configuration
- USB Storage を一番上に
- Windows Boot Manager のチェックを外す
Windows Boot Managerが有効のままだと本体EFIにEFIフォルダをコピーしてもOpenCoreが実行されない
Secure Bootを有効なまま使用する場合:2022/10/22追記
chiroru.hatenablog.comこちらを参照ください。
ただし、インストール時は上記のようにセキュアブートを無効にしておくこと。
グレイスクリーンが表示され先に進まなくなる。もし無効にしても改善しない場合はインストーラーの初期言語があっていない可能性があるため以下の2点を変更し試す。
- prev-lang:kbd の値を en:US:0 に変更。
- ResetNVRAMを実行し、再度ブート順をUSBデバイス最優先にして再起動。
これで英語のインストーラーが起動するため、メニューバーからFile > Choose Language... > 日本語 に変更。
Windows Boot Managerを有効のままにしたい場合
あまりいないとは思うが一応忘備録として。もしくは、Windows | macOS | Linuxのマルチブート環境にする場合において。- OpenCoreを起動し、スペースキーを押す。UEFIShellを実行。
Shell> FS0: FS0:\>ls EFIが出てくることを確認 FS0:\>map > map.txt EFIパーティションにEFIパスが記載されたmap.txtを作成
- config.plist -- Misc --- Entries ---- Path : EFIパス/\EFI\WIN\Boot\bootmgfw.efi ---- Name : Windows ---- flavor : Windows ---- Enabled : チェック
インストールUSBの作成
1. macOS Big Surのダウンロード
apps.apple.com2. USBのフォーマット
3. インストーラーの作成
ターミナルを起動し以下を実行sudo /Applications/Install\ macOS\ Big\ Sur.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume
EFIパーティションの作成
OpenCore Configuratorを使用し、EFIパーティションをマウントmackie100projects.altervista.org
EFI & Retina Display Profile
zipを解凍して出てくるEFIフォルダをコピーwww.dropbox.com
※あくまでOpenCoreのインストールガイドを参照し、私の環境に合わせて1から構築しているEFIのため、同じ構成でも動かない可能性あり。
※最新UEFI対応版(2022年10月17日差し替え)
macOSのインストール
UEFI設定を済ませ再起動するとOpenCoreが実行されるため、install macos Bigsurを実行。- ディスクユーティリティから最初に分割した空のパーティションをAPFSにフォーマット
- 通常のインストール方法に従ってインストール
UEFIが最新版の場合
Bigsurface.kextが動作しないため、有線マウスとキーボードを接続してからインストーラーを実行すること。
何も接続していないと接続しろと怒られ、先に進めない。
2022年10月17日追記 |
作者様が修正版をアップされたため、この問題は解決しました。
github.com
EFIフォルダを本体のEFIパーティションにコピーする
先にも記載したが、Windows Boot Managerが有効のままだと本体EFIにEFIフォルダをコピーしてもOpenCoreが実行されないため注意
ついにやり遂げた
— chiroru (@chiroru_27) October 3, 2022
surface laptop3 hackintosh pic.twitter.com/zZMBDTbgPd
Display Profileのインストール
そのままだとRetinaディスプレイとして認識しないため、上記のzipに含まれているプロファイルをReadmeを参照しインストール&再起動解像度の変更でスケーリングを切り替えられるようになれば成功。
私が丁度いいと思う解像度で作ったため、気に入らなければRDMをインストールしてプロファイルを作成してください。
github.com
OpenCoreからどちらのOSも正常に起動できることを確認
無事動作していれば完了